2016年7月5日火曜日

第4回広島新県美展・第1回瀬戸内大賞展

この一年母が何度も体調を崩し、大阪へ行ったり来たり、その合間に描いた絵が瀬戸内大賞展で奨励賞いただきました。 

4月に母を送り、うちの家族で母の好きだった甲山の桜を見に行った時の事です。
ふと子供に目をやると桜の木にもたれて座っていました。
多分孫の中で一番母と過ごした時間も長く難聴があった長男をいつも気にかけてくれたのが母でしたので、子供も祖母に思いを馳せていたようです。
それを見て、その光景を突然絵にしたい!と写真を撮りました。一か月半試行錯誤しながら描き上げました。
納得のいくものではなかったのですが時間切れで提出。
母が念じてくれたのかなと思いました。
まだまだ頑張れと行ってもらった様な気がします。

第1回瀬戸内大賞展 奨励賞  「 静謐 」   P30号油彩 


第4回新県美展 優秀賞  「 なごり桜 」    F50号油彩

心新たに。

1年ぶりの更新になりなした。
色んなことがありました。人間いつかは死ぬときが来るのはわかっているのだけれども
それは来るときは以外と突然でもうその時期というのは神様が決めているのかなあというきがします。
もう、いいよ、こっちにおいで、楽になりなさいって。
母は一生懸命生きて生きて、最近はいつ死んでもいいよ、いっぱいいっぱい楽しかった。したいことはしたし行きたいところも全部行ったし思い残すことはないよ。幸せだったよ。といつも言っていました。
そんな母でしたが、4月11日5日間看病の末、あの世に旅立ちました。
入れ替わり立ち替わり孫や子供に会い母さん寂しくなかったね。
一年間過ごした施設は終焉の時に相応しい落ち着いた家庭的な環境でした。
ケアマネの方も心から安心してお願いできる人でとても動いてくださりすべて良い出会いの中で母は人生の最後を送ることが出来ました。弟もこの6年できる限りの時間を母と過ごし自身も思い残すことが無いのではと思います。

舅、姑、母、皆んな送り今心は穏やかです。


筋力を着けようとリハビリデイサービスに行っていた頃
可愛い母(#^.^#)